おひさま発電所15号機
設置場所 | 京都市右京区 学校法人美乃里学園 自然幼稚園 |
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設置日 | 2011年3月3日 |
発電能力 | 10kW(設置パネル80枚)CIGS薄膜系 |
発電量 | 約10,000kWh/年 |
累積発電量 (2018年12月現在) |
92,518kWh |
総事業費 | 約880万円 |
寄附額 | 85件(個人/団体)39万円 |
助成 | 関西グリーン電力基金 50万円 |
助成 | 京都地域創造基金 49万円 |
補助金 | 地域新エネルギー等導入促進事業 367万円 |
設置施設紹介
自然幼稚園は、昭和7年4月に浄土宗悟眞寺内に「宗教法人悟眞寺自然保育園」として仏教教育を基に創設されました。
「しぜんと、あ・そ・ぼ」をスローガンに、大自然の恵み、生命の営み、健康な身体づくり、そして何よりも心の豊かさを育てる人との係わり合いを大切に、保育を続けてきました。敷地内には、桜や藤・もみじ・柿・栗・いちょう・松などの大木が50本余り。うさぎやあひる・にわとりなどたくさんの動物を飼育し、子どもたちが草花や野菜を栽培しています。
設置までの経緯
平成21年4月、80周年記念事業の一環として「学校法人美乃里学園 自然幼稚園」に移行、長い間親しんできた愛着のある園舎も全面的に建て替える運びとなりました。新園舎建築を機会に、長年望んでいた「太陽光発電設備」設置を、市民共同という形で実現させることになりました。自然エネルギーは、子どもたちにもっともふさわしいエネルギー。自然が見せるすてきな表情を、子どもたちにたくさん識ってほしいと考えています。
おひさま発電所を設置して
未来を生きる子ども達には、地球環境やエネルギーのことに関心をもつ生活をしてほしいと考えていた時、園舎建て替えが実現することになりました。そこで、以前お話を聞かせていただいた「おひさま発電所」の事業をくみ入れることとなり、グリーンファンドさんにお世話になることになりました。点灯式の日に設置された「表示盤」には、毎朝、子ども達の元気な声が聞こえてきます。「わぁ~今日はうさぎまでついてる!!」「すご~い、くじゃくまでついてる。ヤッター!!」と多くの電力蓄積を楽しんでいます。
今後もこの興味をエコにつなぎ、自然の恵みへ感謝する心を育てていきたいと思います。
今回の事業にご支援いただきました多くの皆さまに感謝申しあげ、子ども達を自然といのちを大切にする、あたたかい心をもつ人に育てたいと思います。ありがとうございました。
~木藤 尚子園長 完成報告パンフレットのごあいさつより~