おひさま発電所13号機

設置場所	京都府南丹市美山町 アースガーデン＆パーマカルチャー・ネットワーク
設置日	2009年9月6日
発電能力	5.04kW（設置パネル24枚）単結晶
発電量	約5,000kWh／年
累積発電量 （2019年2月現在）	52,048kWh
総事業費	約629万円
寄附額	29件（個人／団体）11.9万円
設置協力金	19口　190万円
助成	日本郵便年賀寄附金の助成　250万円

設置施設紹介

南丹市美山町にあるアースガーデンは、2002年8月に都会から移り住んできた家族によりつくられました。パーマカルチャーデザインを参考に、全体が設計されています。年間150種類以上の食べ物が収穫できる小さな有機ガーデンがあり、水が循環し、ビオトープ、雨水タンク、薪ストーブ、太陽熱温水器があります。パッシブソーラーの設計が取り入れられた建物には、地場産の木材が使われ、シックハウス原因物質も抑制されています。

小さなホームカフェでは、自然派ランチやフェアトレードのコーヒーが楽しめます。環境にできるだけ負荷をかけない暮らしの知恵を分かち合う活動として、海外のエコビレッジ／エコハビタの視察取材や交流、環境学習図書の翻訳や、スタディツアーを実施しています。

おひさま発電所を設置して

世界中で温暖化による様々な問題がたくさん発生している現在、認定NPO法人きょうとグリーンファンドの「おひさま発電所」が、山里の田園風景の中に完成しました。ご協力いただいた皆様に心からお礼を申し上げます。

私たちふつうの人間は大きなことはできなくても、小さなことならできます。大河の流れも、小さな雨粒がたくさん集まったものです。ささやかでも確実なことをしていくことで、小さな流れがたくさん生まれ、明るい未来に向かう大きな流れとなるでしょう。

今の時代、望ましい「変化」であれば大きく広がっていきます。大量生産、大量消費の時代は、もはや不可能です。自然に囲まれ、自然エネルギーの恵みで簡素な生活することが、21世紀型の豊かな暮らしといえそうです。

今後はおひさま発電所をもっと増やしていくお手伝いに加えて、自然エネルギー情報の発信や提供に努め、それが地域自立と持続可能な未来に少しでも役立つことを願っています。

～アースガーデン　植月 千砂さん　点灯式ごあいさつより～

完成報告パンフレット

ダウンロード（PDF形式）

美山だより＠アースガーデン

アースガーデンの四季の暮らしをつづった“美山だより＠アースガーデン”をお届けします。

美山だより＠アースガーデンはコチラから