きょうとグリーンファンド

きょうとグリーンファンドがめざすもの

季節に関係なく快適な室温、多くのエネルギーを使う便利な機器、快適に速く移動できる乗り物、遠くから運ばれてくる食べ物、・・・こんな私たちの生活、社会のありようが原因となって大きな気候の変動が起こっています。

エアコンなしには暮らせない酷暑の夏、突然のゲリラ豪雨・・・、信じたくはない影響が、現実のものとなってきました。

人間の活動から排出された温室効果ガスの増加が、地球温暖化の原因であることがはっきりし、地球のあちこちでその影響があらわれています。

局地的な大雨や急激な砂漠化などの異常気象は農作物の生産に大きな影響を及ぼします。温室効果ガスを大量に排出していない小さな島国が、海面上昇によって沈んでしまう、長期間に及ぶ山林火災が住宅を飲み込む、豪雨による洪水や土砂崩れ・・・。生態系への影響は多くの種の絶滅を意味します。

このままでは子どもたちに健やかな地球を手渡すことはできません。

きょうとグリーンファンドは、温室効果ガスの排出を削減するために、省エネ型の暮らしと社会をめざして、自然エネルギーを普及させる活動を続けています。

市民や団体からの寄付を積み立てた「おひさま基金」を活かして、市民参加で太陽光発電設備「おひさま発電所」をつくっていくのです。

地域の施設にできた「おひさま発電所」は環境学習の拠点として、活動を広げています。

きょうとグリーンファンドは「環境のために何かしたい」と考えている人たちが、無理なく続けて参加できる仕組みで、次の世代に健やかな地球環境を手渡したいと考えています。

2021年からは、温暖化を防止するさまざまな活動をつづけてきた団体が、市民共同発電所をさらに広げようと、「市民再エネプロジェクト in 京都」を立ち上げました。

リンク:市民再エネプロジェクト(https://shiminsaiene.org/)