きょうとグリーンファンド

おひさま発電所25号機

おひさま発電所25号機 おひさま発電所25号機
おひさま発電所25号機 おひさま発電所25号機
設置場所 京都府宇治市
ウトロ平和祈念館
設置日 2023年1月19日
発電システム 9.31kW
蓄電システム 14.08kW
予想発電量 約11,000kWh/年
総事業費 約593万円
寄付額 291件 2,039,000円
助成 289,000円(公益財団法人パブリックリソース財団)

設置施設紹介

ウトロ平和祈念館

ウトロは日本社会から「置き去りにされてきた」朝鮮人のまちでした。戦後もここに残らざるを得なかったウトロの住民には、水道問題や土地問題など様々な困難が降りかかります。ウトロに寄り添ってきた日本市民・在日コリアン・韓国市民の協力とともに、その困難と闘い、一歩一歩進んできました。この歴史には、よりよい社会・あたらしい未来へのヒントがたくさん散りばめられています。

ウトロ平和祈念館は、2022年4月30日のオープン以来、平和を願う人々が集まる場所になっています。「ウトロに生きる ウトロで出会う。」これが私たちが大切にする思いです。

私たちが目指すのは、真の平和。朝鮮人と日本人、北と南、そういう対立のない世界、傷つけあうのではなく尊重しあい、ヘイトもなく、安心して自分らしく生きられる世界。そんな世界を目指しています。

設置までの経緯

今回のおひさまプロジェクトは、「市民再エネプロジェクト」として初めて取り組んだプロジェクトです。「市民再エネプロジェクト」は温暖化を防止するさまざまな活動を続けてきた団体が、市民共同発電所をさらに広げようと立ち上げたプロジェクトです。2050年カーボンニュートラルに向けて、再生可能エネルギーを普及させるとともに気候災害に備えて地域の公共的な施設への設置を最優先して進めるために連携して取り組んでいます。

ウトロ平和祈念館のオープンから3か月弱、「地球温暖化は待ってはくれない」という思いでプロジェクトははじまりました。ウトロ平和祈念館に太陽光パネルを設置することは、ますます重要となる気候変動への緩和策の1つであることはもちろん、自分たちで電気を作り使うことで、やっと手に入れた自分たちのウトロを今後も守っていくためのものでもあります。ウトロ平和祈念館おひさまプロジェクトは、これからもっと多くのみなさまと出会い、平和への願いを共有する一歩になると考えます。

おひさま発電所を設置して

“戦争でうまれた街ウトロ“で決してあきらめずに闘った人々、またウトロの事を“我が事”として支援した日韓の市民、それを受けとめた韓国や日本の行政。大勢の人々が出会い、知恵を絞り、協力、連携しました。それこそ、自然エネルギー100%達成!を胸に、「ゼロ」から出発してその時々の世界の動き、国の施策等を見据えながら20年以上に渡り工夫を重ね、沢山の専門家の知恵もお借りして連携し、粘り強く前向きに活動を続けてきたきょうとグリーンファンドと共通点が沢山あります。

ウトロ平和祈念館開館一周年記念式典で“市民共同によるおひさま発電所の点灯式”を行えたことは本当に意義深く素晴らしい事でした。

戦時中に計画された京都飛行場の場所や広さなどを確認する為にフィールドワークでは必ず屋上に上がります。屋上への出入口の踊り場には“市民共同発電所・ウトロ平和祈念館おひさま発電所”と書かれた杉板の看板、屋上の太陽光発電パネルの横には再エネプロジェクトの説明パネルが設置されています。

人権や環境の問題はどちらも大事で、それらは密接に繋がっているということ。祈念館を訪れる方々が本当に大切な事を感じ取って下さることを願ってやみません。

ぐりふぁんレター46号「おひさま発電所」開設にあたって」より抜粋
(ウトロ平和祈念館事務局長(きょうとグリーンファンド副理事長)阿部 ゑり)

おひさま発電所25号機

おひさま発電所25号機完成報告パンフレット

おひさま発電所25号機完成報告パンフレット

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メディア掲載

■2023年(令和5年)5月1日
京都新聞
「宇治ウトロ平和祈念館開館1周年 民族音楽演奏 笑顔はじけ」
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■2023年(令和5年)5月2日
洛タイ新報
「学びと出会い1周年 ウトロ平和祈念館で記念式典」
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