おひさま発電所18号機
設置場所 | 京都府宇治市 社会福祉法人同胞会イサク事業所 どうほうの家 |
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設置日 | 2015年2月20日 |
発電能力 | 10.08kW(設置パネル63枚)CIS薄膜系 |
予想発電量 | 約10,000kWh/年 |
累積発電量 (2019年2月現在) |
52,930kWh |
総事業費 | 約483万円 |
寄附額 | 71件41万円 |
助成 | ドコモ市民活動団体への助成:30,000円 パブリックリソース財団:13,600円 京都地域創造基金:73,153円 |
設置施設紹介
社会福祉法人同胞会イサク事業所 どうほうの家は、平成24年7月に宇治に生まれたまだ新しい事業所です。「あなたの○○たい。をかたちに・・・」を理念に地域で暮らす障がい者が住み慣れた土地でそれぞれの自立した生活を営んでいく、その「永続的な原資となれる事業所」になりたいと考えています。就労移行と就労継続B型、就労継続A型を行い、それぞれの障害特性を生かし農業、床の宿Rigoletto(生産野菜をいかした様々な加工品の製造・販売、ランチ、Cafe)を通して働くことを主軸とした事業を行い、就労時間や勤務体系など一般の企業により近い就労環境を作っています。またすべてにおいて農薬や食品添加物等を一切使用しない商品作りを心掛けています。(平成26年8月有機JAS認証取得)
設置までの経緯
発端は、当法人が行う「コヘレト農園」をグリーンファンドさんに知っていただいたところが始まりでした。自然の力を大切にし、活かしていくという思いがグリーンファンドさんのコンセプトと一致しているということで、共同事業のご提案をいただきました。グリーンファンドの方々のお話をお伺いする中で、皆様の「自然エネルギーがある安心で優しい未来を子供たちへ残していきたい」そして「出来ることから一つずつ実現していきたい」という熱く強い思いに心打たれ、これは何か協力しなければ、という思いが一層強くなり、また、本当に安心できる未来を残していくというのは、私達社会福祉法人に求められる社会貢献の一つとも考えられるのではと思うようになりました。
自然に過剰な負担をかけずに共存していくという方向性を持った「おひさま発電所づくり」に取り組むことにより、障がい者が社会の一員として同じように頑張っている姿をたくさんの方に知っていただけたら、と思っています。
おひさま発電所を設置して
この度、多くの皆様のご支援ご協力により、イサク事業所がおひさま発電所となることが出来ました。ご協力くださった皆様に、篤く御礼申し上げます。
宇治市では初めてのおひさま発電所となり、また障害者施設としても初めて、ということで、大変光栄に思いますし、このような機会が与えられたことを、とても感謝しています。
さて、イサク事業所では、日頃から自然に触れながら仕事をしています。自然エネルギーの素晴らしさを実感していますし、その自然エネルギーを守っていき、後世に残していけるように、私達も少しずつでも確実な努力を続けて行けたらと思っております。今回のこの取組が、その第一歩となったのではないかと思います。今後も、イサク事業所が地域に根差した優しい事業所となれるように、努力してまいります。
~完成報告パンフレットのごあいさつより(どうほうの家 石﨑蓉子施設長)~