おひさま発電所17号機
設置場所 | 京都府城陽市 城陽市立久世保育園(運営:社会福祉法人 清仁福祉会) |
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設置日 | 2013年8月29日 |
発電能力 | 10.395kW(設置パネル62枚)CIS薄膜系 |
予想発電量 | 約10,000kWh/年 |
総事業費 | 約610万円 |
寄附額 | 206件(個人/団体)107.8万円 |
設置協力金 | 12口 120万円 |
設置施設紹介
久世保育園は、城陽市が地域住民の要望に応え、昭和45年に開設した公立保育所ですが、平成18年4月からは公設民営園として、社会福祉法人清仁福祉会が運営しています。
歴史ある緑豊かな場所に位置する保育園で、子どもたちは、野菜を有機栽培したり、園庭の木の実を食したりしながら、自然からの恵みを喜び、日々過ごしています。干し柿づくりでは、太陽の力で甘くなったことの不思議さも体験しています。生きる力、豊かな感性、愛するこころを育て、子ども本来の輝きを発揮できることをめざしています。
設置までの経緯
温暖化が今なお進む中、未来にどのような社会と自然環境を残すのか、子どもたちからも生き方を問われているような気がします。
子どもたちがおひさま発電の下で過ごすことで、自然の中で過ごすことの心地よさから、さらに一歩踏み出し、環境にやさしい生活の大切さを体験できる機会にしたいと考えます。おひさま発電所設置によって、子どもたちが自然にやさしい環境を体感し、友だちと仲良く楽しく過ごし、健やかに育っていくことにつながることを願って、設置プロジェクトに取り組みました。
おひさま発電所を設置して
このたびは、「久世保育園おひさまプロジェクト」に、関係機関や、保護者やOB有志の方々、地域のボランティアや地域自冶会連合会のみなさま方はじめ多くのみなさま方から、ご理解とご支援を賜りましたこと、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
おひさま発電所が出来てから、子ども達の目は「おはようございます」と言う前に発電表示盤を見ております。そして外の天気を観察し、再び表示盤を見て考えています。保育園にはそんな自然科学者がたくさん生まれました。
遊びを大切にした日々の保育の中で、おひさま発電所は、今まで以上に自然との関わりを感じる心を育ててくれるでしょう。私たち大人が生きていく上で大切にしていることを、しっかり子どもたちに伝えていきたいと思います。
これからも、未来を担う子ども達と喜びや気付きを共感しながら、全ての生き物が、豊かに生きていくための地球に思いを馳せ、保育に取り組んでまいります。
今後とも、ご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願いいたします。
~完成報告パンフレットのごあいさつより(松岡 和子 園長)~