きょうとグリーンファンド

おひさま発電所3号機・4号機

おひさま発電所3号機・4号機
設置場所 城陽市
社会福祉法人 清仁福祉会
清仁保育園、清心保育園
設置日 2003年2月1日(清仁保育園)
2003年2月8日(清心保育園)
発電能力 5.04kW 2機(設置パネル28枚 895mm×1320mm)
この他に太陽熱温水器3台を設置
発電量 約5000kWh/年
総事業費 1670万円
寄附額 400件(個人/団体)220万円
寄附募集期間 2002年10月20日~2003年1月31日
交付を受けた補助金 NEDO/新エネルギー地域活動支援事業(草の根支援事業)795万円

設置までの経緯

2002年2月、「全国地球温暖化防止活動推進センター」とNPO法人気候ネットワークが協力して清仁保育園で開催された「地球の学校」—地球温暖化について考える4回連続の講座—の第4回、「地域の温暖化対策企画ゲーム」で提案された企画がきっかけとなりました。

設置場所になる清仁福祉会の2つの保育園と気候ネットワーク(普及啓発事業を担当)、きょうとグリーンファンド(進行役、市民参加事業を担当)、エコテック(設備導入事業を担当)が協力し進めました。

食にこだわる中から、環境に対する思いも強く

京都市の南、城陽市の田園地帯にある清仁福祉会の清仁保育園は創立50年、清心保育園は創立20年をそれぞれ迎えました。生きる基本となる「食」にこだわって長年玄米や有機農法の野菜を中心にした給食を実施しています。環境に対する思いは強く、「地球の学校」開催以来、日常からごみや水・エネルギーなどの環境負荷を減らす取り組みを出来るところから続けています。

発電所設置後の感想

この地域で一人でも多くの方に環境に関心を持ってもらい、美しい地球をいつまでも残すことの大切さを知ってもらえばと願っております。園ではこれからも、良い環境教育の場となり環境を大切にするこどもたちを育んでいけるよう、取り組みを続けていきたいと考えております。

毎日表示盤を見るのを楽しみにしている子どもたち。雨の日でもてんとう虫が一匹(0.2~0.4kWh)点灯します。おひさまは見えないのにすごいなと思います。

清心保育園園長 増田早苗

こどもたちが育って行く未来の地球環境がきれいであって欲しい、そのような願いから今回「おひさま発電所」を設置いたしました。創立50周年の節目の時期にこの事業を実施できたことは、大変意義深いことだと感じております。こどもたちはこれから毎日表示盤を見て、おひさまの力、自然の力を実感することでしょう。私もこどもたちと一緒に楽しみながらそれを感じてみたいと思っています。

清仁保育園園長 辛川千重

完成報告パンフレット

おひさま発電所3・4号機完成報告パンフレット

ダウンロード(PDF形式)