おおみおや おひさま発電所の概要
■事業の概要
この事業は、京都ライオンズクラブ50 周年記念事業として、公益信託「京都ライオンズクラブ地域社会奉仕活動助成基金」の助成を受け、社会福祉法人京都社会福祉協会(保育所)とNPO 法人きょうとグリーンファンドが協力して、京都市北区にある大宮保育所の屋根に、市民共同で太陽光発電設備を設置したものです。
事業費は大宮保育所の資金のほか、きょうとグリーンファンド「おひさま基金(市民からの寄付)」・公益信託「京都ライオンズクラブ地域社会奉仕活動助成基金」からの助成金・独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの補助金で賄われました。
京のアジェンダ21 フォーラム、京エコロジーセンター、京都府地球温暖化防止活動推進センターの後援、NPO法人気候ネットワーク、NPO法人環境市民の協力をいただきました。
設置後は、大宮保育所・きょうとグリーンファンドが協力して環境に関する学習を進めていきます。
■発電所データ
○設置場所:京都市北区
社会福祉法人 京都社会福祉協会 大宮保育所
○設置日:2006 年1 月14 日
○発電能力:10kW 規模
○発電量:約10,000kWh/年
○総事業費:約1,100 万円
○寄付額:163 件(個人/ 団体) 82 万円
○寄付募集期間:2005年8月1日〜2006年1月31日
○交付を受けた補助金:
・京都ライオンズクラブ助成金 250 万円
・ NEDO/地域新エネルギー導入・省エネルギー普及促進対策費補助金 384 万円
■社会福祉法人 京都社会福祉協会 大宮保育所
大宮保育所は、昭和48年10月の開園以来、多くの皆様方の暖かいご支援のお陰で33年を迎えようとしております。
開園当初より「友だちと楽しくあそび、心豊かで思いやりのある子に育つ」を保育目標に、山や川など自然に恵まれた環境の中で、動物や植物の命を大切にする元気な子どもに育つことを願い保育を実践してまいりました。
近年のオゾン層破壊や温暖化現象による異常気象など、地球環境が脅かされている現状ですが、次代を担う子どもたちに、安全な環境の下で安心して生活できる未来を残すため、「おひさま発電所」を設置いたしました。当園が子どもから大人へ、そして地域へとみんなで地球にやさしい環境を考える発信基地となれることを願っています。