10/20陵ヶ岡保育園の自然観察会

いいお天気のもと、牛尾山自然観察会に出かけました。
講師の板倉先生と学生さん、園児さん親子8組と園の先生方たちと。

牛尾山には、世界的にも珍しい昆虫がいるとのこと・・・。

板倉先生が、その昆虫への御馳走として、動物園から象さんの糞を貰ってこられました。象の糞IMG_0649.JPG
それを学生さんが、木のふもとに置きます。
はたして、昆虫は、現れるのでしょうか?

昆虫を待つ間、浅い川で、生き物探検です。

サワガニがたくさんいます。きれいな川にしか、サワガニはいないそうです。サワガニIMG_0659.JPG
背中がひし形のちいさなアメンボがいました。とてもすばしっこいです。
蛍の幼虫のえさになる、カワニナもたくさんいました。ふっと蛍が飛んでるいる光景が頭をよぎりました

それから、S先生がここでよく見かける生き物を見つけてきました。

「これは、漢方屋さんに持っていくと5匹、○○円になる、ヘビトンボの幼虫です」
ヤゴIMG_0657.JPG
「お〜!」、「へぇ〜」
と大人たちは、歓声をあげます。

園児さんが、お尻から紐のようなものを出しているカマキリを見つけました。
それは、カマキリのおなかに寄生している、ハリガネムシが出てきているところでした。
にょきにょきと、なんと2匹も出てきました!
ほんとうにただの針金のよう、生き物とは思えない・・・。

そろそろ、御馳走を仕掛けておいたところに、昆虫がきているでしょうか?

あっ、いました、いました。

きれいなエメラルドグリーン色のフンコロガシ、
ミドリセンチコガネです。ミドリセンチコガネIMG_0671.JPG
京都の少し北の山には、同じセンチコガネでも、赤い色のセンチコガネがいます。

フンコロガシは、動物の糞をきれいに始末する、自然のお掃除屋さんです。

だから神様がご褒美にこんなきれいな色の虫にしてあげたのでしょうか?

その他、自然の中で、人工物を見つけるゲーム「カモフラージュ」をしたり、フジのつるの天然ブランコで遊んだり、自然観察もしっかり出来て、楽しいひと時を過ごしました。フジのブランコIMG_0672.JPG
きょうとグリーンファンド 深川
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