4/7 見学会@ウトロ平和祈念館
「ウトロ平和祈念館」現地見学会に参加しました。当日は朝から雨でしたが、11人が現地に集合。まず事務局長の阿部ゑりさんから、これまでの関わりや祈念館建設までの経緯や概略をお聴きしました。そのあと、金秀煥(キム・スファン)さんから、ウトロ地区の歴史や祈念館のコンセプトなどのお話しがあり、それから2階の展示室に移動して展示内容を詳しく説明されました。
「ウトロに生きる。ウトロで出会う。」
植民地時代、ウトロの飛行場建設のため多くの朝鮮人が労働者として集められ、戦後も立ち退き問題や差別と貧困のなかで、生活と権利を守るために闘ってこられた様子が、よく解る展示でした。そこに暮らしてこられた個人個人に焦点を当てて、実際の生活用品や顔写真などを通して、人柄までを感じることができるものでした。「可哀そうな人たちではありません。決して諦めず、希望と誇りを持って声を上げてきた、明るく前向きな人たちです。」という説明がとても心に染みました。
その後、21年8月に放火された現場に行きました。ウトロの人と会って話をしたこともない青年がヘイトクライムで起こしてしまった放火事件で、その焼け跡は、知らないままに行動することの怖さを表現しているようでした。
最後に祈念館の屋上に上がりました。飛行場を作る予定だった広大な範囲とウトロの飯場地域の位置がよく理解できました。そして、設置が完成した太陽光発電設備ソーラーパネルを確認することが出来ました。差別のない世界の平和を祈願するこの祈念館で、持続可能な社会や環境をつくっていくことの大切さをあらためて感じる機会となりました。
※「ウトロ平和祈念館」について詳しくは https://www.utoro.jp/
追伸:雨で寒かった屋上でのこと。黄砂の雨で少し汚れていたソーラーパネルを、素手でいとおしそうになでながらきれいにされていた大西事務局長の姿に心が温まりました!(写真が無くて残念!)
きょうとグリーンファンド理事 内藤
「ウトロに生きる。ウトロで出会う。」
植民地時代、ウトロの飛行場建設のため多くの朝鮮人が労働者として集められ、戦後も立ち退き問題や差別と貧困のなかで、生活と権利を守るために闘ってこられた様子が、よく解る展示でした。そこに暮らしてこられた個人個人に焦点を当てて、実際の生活用品や顔写真などを通して、人柄までを感じることができるものでした。「可哀そうな人たちではありません。決して諦めず、希望と誇りを持って声を上げてきた、明るく前向きな人たちです。」という説明がとても心に染みました。
その後、21年8月に放火された現場に行きました。ウトロの人と会って話をしたこともない青年がヘイトクライムで起こしてしまった放火事件で、その焼け跡は、知らないままに行動することの怖さを表現しているようでした。
最後に祈念館の屋上に上がりました。飛行場を作る予定だった広大な範囲とウトロの飯場地域の位置がよく理解できました。そして、設置が完成した太陽光発電設備ソーラーパネルを確認することが出来ました。差別のない世界の平和を祈願するこの祈念館で、持続可能な社会や環境をつくっていくことの大切さをあらためて感じる機会となりました。
※「ウトロ平和祈念館」について詳しくは https://www.utoro.jp/
追伸:雨で寒かった屋上でのこと。黄砂の雨で少し汚れていたソーラーパネルを、素手でいとおしそうになでながらきれいにされていた大西事務局長の姿に心が温まりました!(写真が無くて残念!)
きょうとグリーンファンド理事 内藤