5/24  妙林苑 自然観察会 @ 京都府立植物園

 トトロ先生、おはようございまーす。

今日は妙林苑の子どもたちが京都府立植物園の森を探険します。お家の人も一緒に宝物を探しに行きましょう。

森の入口でまず出会ったのはトトロの木・クスノキです。葉っぱの匂いを嗅いでごらん。落ちている枝から一枚ずつ取ってね。どこかで嗅いだことのあるような、この匂いはなんだろう?
トトロ先生がバッグから取り出したのは、タンスに入れる樟脳です。こっちは匂いがとてもきついけれど、同じ匂いだったんだね。
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さすが、外で遊ぶのが大好きな子どもたち。
さっそくモリアオガエルさんを見つけました。
いっぱい触って仲良くなりたいのは分かるけれど、カエルさんは手のひらよりも葉っぱの上にいるほうが好きだから、森にかえしてあげようね。
カエルさんを触った子は、ご飯を食べる前にしっかり手を洗いましょう。妙林苑2.jpg
トトロ先生の助手のお姉さんがハート型の葉っぱのある草を持っています。このカタバミの葉っぱで10円玉をこすってみましょう。なんと10円玉は新品みたいにピカピカになりました。お母さんたちも夢中になってこすっています。

トトロ先生はまたバッグから何かを取り出しました。
出てきたのは聴診器。これでブナの木の鼓動を聞いてみよう。

静かに静かに・・・

聞こえたかな?
みんな、かすかに聞こえたみたい。
動かないように見える木も、見えないところでしっかり動いて生きているんだよ。
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しばらく歩いていると甘い匂いが漂ってきました。これは一体何の匂いかな?チョコレート?おかき?これはカツラの葉の匂いです。それぞれ似ていると思った匂いが違ったみたい。

お昼ごはんの時間には森の端っこまできました。ここで探険はおしまいです。見て、触って、匂いを嗅いで、耳を澄まして、たくさんの生き物お友だちになったね。

お別れは寂しいけれど、いつでも会いにおいで。

また一緒に遊ぼうね。
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京都精華大学人文学部環境未来コース4年生 野崎ジャンヌ
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5/13 お誕生会と腹話術と見学会@陵ケ岡保育園 

今日は陵ケ岡保育園のお誕生会
5月生まれの子どもたちが、みんなにおめでとう!と言ってもらいます。
園長先生は、愛おしそうに一人ひとりにピカピカの冠をかぶせます。

ちょっとしたインタビューもあります。

「大きくなったら、何になりたいですか?」
「・・・・」
「今、考え中だそうです」
と先生はうまく助け船。

生まれてから、まだ5年か6年の子どもたち。それぞれに命を育み、大切にされている、そんな場に立ち会って何か胸がいっぱいになりました。健やかに大きくなっていってほしいと、願わずにはおれません。
そして、この子どもたちが大人になるころ、地球環境はどうなっているかしら、と思いは廻ります。

子どもたちの「お誕生おめでとう!」のうたが、とてもかわいかったですね。
おばーさん世代なので、「目を細める・・・」って感じで、聞き入ってしまいました。
 
腹話術はお馴染みハタさんとシンちゃん
そこにこの日はおさるのアイアイが登場。
ジャングルの木が切られて町ができ、アイアイのおうちがなくなって・・・、と始まります。

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みんなのおうちの電気を使うものは・・・
発電所で電気をいっぱい作らなくちゃ・・・

そうすると地球も「お熱」でしんどそう・・・。

どうしたらいいかな?
とハタさん。

エコバッグや水筒、そしておひさま発電所と続いて、
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シンちゃんは「おひさまマン」に変身!
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このころには、子どもたちもすっかり地球を救うおひさまマンみたい。
ハタさんは、「おうちの人がエコバッグ忘れたら、みんなが持って行ってねー」とダメを押します。

これからは、子どもたちに託そう、と思いました。

この日の見学者の中に、龍谷大学の学生さんが3人、ラジオカフェ京都Pick Upper〜明日を考える30分という番組の取材に来られました。
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番組はきょうとグリーンファンドの活動紹介部分の前半が放送済みですので、聞くことができます。
http://radiocafe.jp/20130603/episodes/2014-5-24oa/?mode=results

若い人たちが、きょうとグリーンファンドの活動についてどんな印象を持ったのか、私たちの活動が次につながるか、ほんとのところを聞いてみたい気がします。
でも、これから先も末永く市民共同発電所をつくり続けなくてはならないとしたら、これはこれで困ったことですね。

(きょうとグリーンファンド 大西)
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3/4 おひさま学習会−腹話術と木原さんのお話

おなじみハタさんが、おさるのアイアイとシンちゃんを連れて、夢窓幼稚園にやってきました。

森の木が切られてお家がなくなったので、アイアイは今ハタさんと一緒。

木がなくなったあとにできたのは、工場、火力発電所…。
そしてCO2がどんどん出て、地球は今「お熱」でしんどそう…。

どうしたらいいか、みんなで考えました。

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その後は、京都府地球温暖化防止活動推進センターの木原さんのお話。

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このところの極端な気候は、京都でも例外ではありません。
北極の氷が少なくなってきている様子や上がり下がりを繰り返しながらも気温が上昇していること、それは私たち人間の営みの結果であることを、写真やデータではっきり示していただきました。

省エネが大切、方法は100くらいすぐお伝えできます」
ということなので、これはすぐやってみるべしですね。

子どもたちが生きていく地球のためにも、お財布のためにもなりそうですから。 

きょうとグリーンファンド 大西
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2/19 5年ぶりの腹話術〜妙林苑

北区にある保育園、妙林苑環境腹話術がありました。

この苑では、ハタさんとシンちゃんの腹話術は5年ぶり・・・。
今通っている子どもたちにとっては、初めてのようでした。

はじめにおさるのアイアイ君が登場。IMG_0465.JPGアイアイ君たちが住んでいた森からだんだん木がなくなっていき、人間たちが町を作り、車を走らせ、ごみを出し、電気を使い・・・とするものだからCO2が増え、
地球がお熱を出してしまった!

そこで、シンちゃん登場!IMG_0480.JPG地球を助ける方法を一緒に考えていきます。

無駄な電気を使わない。

近い所に行くときは車に乗らない。

エコバックと水筒を持って出かける。
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子どもたちも、アイデアを出してくれました。

おひさま発電所は、CO2を出さない発電所だってことも、わかってくれたかな?

きょうとグリーンファンド 深川
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2/15 未来フェスタ京都 2013〜未来のため、おひさまコーヒーを飲もう!?〜

京都市伏見区の京エコロジーセンター「未来フェスタ」が行われました。
前日の雪に驚かされ、当日は大丈夫かと心配しましたが、なんとか雪はとけ、時々雨模様の一日となりました。
相変わらず、寒い日でしたが、玄関先でペレットのストーブやボイラーの展示があり、そこで沸かしたお湯での「足湯」が暖かそう!P2151185 (1280x960).jpg
その足湯の隣で、春風コーヒーさんが、挽き立てオーガニック・フェアトレードのコーヒーを入れて、それを“おひさまコーヒー”としてお客さんに飲んでいただきました。P2151183 (1280x960).jpgコーヒーに使うお湯は京都ペレット町屋ヒノコさんのペレットボイラーで沸かしました。P2151187 (1280x960).jpg
そして、その代金の一部を“おひさま基金”に寄付をして下さる…という、大変ありがたい企画でした。P2151184 (1280x960).jpg
ヒノコ春風コーヒーとのコラボは、昨年秋の下鴨神社での左京ワンダーランド以来2回めとなりました。
仲をとりもって下さったのは、京のアジェンダ21フォーラムです。本当に、ご協力ありがとうございました。
私も勿論、そのコーヒーを飲みましたが、身も心も温まる一杯でした。

きょうとグリーンファンド 深川
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NPO法人リアルにブルーアースおおさか市民共同発電所1号機点灯式

NPO法人リアルにブルーアースおおさか 市民共同発電所1号機 点灯式は1月19日。_4-1.jpg
昨年、きょうとグリーンファンドを訪ねて来られ、「NPO法人」を立ち上げ、20kWの太陽光発電を設置するまで、約1年間。あれよあれよという間に、おおさかパルコープのお母さんたちは、ずんずん進みましたね。おばさん力(わたしたちも、おばさんですが)はすごい!
見学に来られた時に、「点灯式には呼んでやー」と約束したので、ご案内をいただきました。こんなに早くとは、思ってもみませんでした。1-1.jpg_2-1.jpg「これで終わりとは思っていません。次から次へ、と広げたい」という代表のご挨拶に、広がりを実感しました。_5-1.jpg
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9/30 大宅保育園自然観察会@京都御苑

9月30日、大宅保育園の子どもたちと先生70数名が、京都御苑中立ち売り御門にバスでやってきました。トトロ先生の自然観察会、スタートです
まず、リスやアカネズミにかじられた「松ぼっくり」を探しながら、御苑を北へ。リスとアカネズミでは、かじり方が違うんですね。かじられた松ぼっくりは通称?「エビフライ」。アラカシやシイのドングリを拾いながら東へ進みました。IMG_0216.jpg「カシノナガキクイムシ」にやられそうになっているナラ類の木には、「包帯」が巻いてあります。ナラ枯れの被害は、各地に広がっていますが、残念ながら御苑でも例外ではないようです。
京都御所の北側を東に移動、「森の文庫」がある母と子の森をめざします。そこから南へ。コオロギの里を通り抜けて、バッタが原でバッタを捕まえ、アオバズクのお家を見て、お昼ごはんのあとは、ネイチャーゲーム・・・。。DSCN0655.jpg
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 京都御苑は広い!子どもたちが思い切り本来持っているエネルギーを発散させ、自然の面白さ奥深さに触れることが出来る、格好の場所です。このような場所が、町の真ん中にあるのは、なにはともあれ多くの市民の「幸せ」だと、いつも思ってしまいます。京都御苑案内図.jpg
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9/29 「左京ワンダーランド」に参加して!!!

秋晴れの気持ちのよい日、下鴨神社の糺ノ森で行われた「左京ワンダーランド」に出展参加しました。
京のアジェンダ21の呼びかけで、毎月1回集まって会議をしている再生可能エネルギーワーキンググループで出展することになり、きょうとグリーンファンドも参加しました。

京都ペレット町屋ヒノコさんは、ペレットグリルで焼いたパンやおでんなどを、春風コーヒーさんは、フェアトレードのコーヒーを販売されました。sIMG_3066.jpgsIMG_3039.jpgこのコーヒーは、「おひさまコーヒー」として販売され、売り上げの一部をきょうとグリーンファンドのおひさま基金に寄付をしてくださいました!

ひのでやエコライフ研究所さんは自転車発電の体験コーナーを、他にはスターリングエンジンの展示、ソラークッカーの展示もありました。sIMG_0211.jpgsIMG_0216.jpg
自転車発電で発電した電気でラジカセを動かし、その音楽に合わせて「しいたけダンス」のパフォーマンスが行われるなど、人垣ができました。sIMG_0229.jpg

きょうとグリーンファンドは、子ども向けに「エコすごろく>」、「おひさまのお絵かき」をしました。
エコなことをすると進んだり、電気つけっぱなしだと後ろにさがる、「エコすごろく」。お母さんやお父さんも一緒に楽しんでいただけたと思います。sIMG_0225.jpg

おひさまの絵も力作ぞろい、竹のテント内に張らせてもらいました。
sP9280247.jpgsIMG_3141.jpgグリファンの絵本も当たる「くじ引き」も好評でした。

色々なお店の出展がありましたが、子ども向けのが少ないのか、何度も来てくれる子がいました。

おうちに帰っても、ちゃんとエコなことしてくれるかな…?

全体に緩やかな雰囲気が漂う「ワンダーランド」、若い家族連れのお客さんで一杯でした。

きょうとグリーンファンド 深川
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8/29 城陽市立久世保育園おひさま発電所点灯式 第2弾!!!

おひさま発電所点灯式に参加して

きょうとグリーンファンド会員 大浦宏邦

8月29日に城陽市立久世保育園に新しくできたおひさま発電所の点灯式に参加してきました。2010年に山科の大宅保育園の点灯式に参加して以来なので三年ぶりということになりますね。
きょうとグリーンファンドのみなさんとは昨年の美山のイベント以来となります。

綺麗な保育園で芝生の園庭では子供たちが賑やかに遊んでいます。Image00272.JPGその一角にソーラーパネルを使った噴水が展示されてました。65Wのソーラーパネルでポンプを動かすのですが、ソーラーパネルの前に人が立って影になると水は出ません。人が動いて日が当たると途端に勢いよく水が噴き出します。この対比が面白くて子供たちが何度も何度も水を止めたり噴き出したりを繰り返してました。太陽の力で噴水が動いてることが実感できる仕組みになっていて興味深かったです。Image00060.JPG

おひさま発電所は10.395kWの容量ということで屋上にパネルが沢山乗っかっているはずです。園庭のテントでは165Wパネル2枚に寄付した方々のお名前が寄書きされてましたが、このパネルだと63枚の規模になりますね。背伸びすると屋上のパネルが少し見えました。Image00014.JPG

10:15から点灯式の開始です。来賓の皆さんの挨拶に子供たちが元気いっぱいにお返事しているのが印象的でした。
それから、お待ちかねの環境腹話術。子供って腹話術が好きなんですねえ。以前、大宅保育園でも見せていただきましたが、今回はアイアイくんというチンパンジーのキャラクターも増えてさらにパワーアップしてました。Image00140.JPGアイアイくんが「CO2のお布団」を沢山かぶせられて暑がってる所とか、温暖化の原理を分かりやすく伝える工夫が凝らされています。後半ではしんちゃんも登場しまた。しんちゃんとは3月の環境腹話術以来の再会だったようですが、すっかり子供たちの人気者で大きなお目々をキョロキョロさせるたびに大受けしてました。Image00170.JPG

そのあと子供たちと一緒に「手のひらを太陽に」を合唱。アンパンマンの作者やなせたかしさん作詞の名曲です。ミミズだってオケラだってアメンボだって、みんなみんなおひさまの力で生きている友達だと実感できる作品で、まさしくピッタリの選曲ですね。

いよいよおひさま電力のお披露目です。年少組さんから年長組さんまでそれぞれが工夫を凝らしてつくった行燈に灯が入ります。絵本の金魚さんや自分たちの手形や足形があしらわれていて、子供たちが楽しみにしながらつくったことがよく伝わってきました。

ライトを落としてカウントダウンが始まります。
「……3、2、1、ゼロ!」Image00218.JPG

元気な声とともに一斉に行燈が灯りました。幻想的な光に見入ってしまいますね。いつ見てもいい光景です。点灯式を一緒に祝った子どもたちが大人になるころには、太陽光発電は当たり前のものになっていることでしょう。そんな世の中の始まりを告げるカウントダウンのようにも感じました。

今回は用事があってここまでの参加となりましたが、楽しい点灯式でした。久世保育園のみなさま、きょうとグリーンファンドのみなさまはじめ関係者のみなさま、ありがとうございました!

きょうとグリーンファンド会員 大浦宏邦
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8/29 城陽市立久世保育園おひさま発電所点灯式

猛暑が続いた今夏。けれども空には秋の気配が少し漂う8月29日、城陽市立久世保育園おひさまプロジェクト点灯式が行われました。
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園の関係者の方々をはじめ、保護者の皆さん、卒園生など、たくさんの方達が参列してくださいました。

特に、今回は地区自治会など地域の方々のご協力・ご参加が多くあり、“地域に根差した保育園・子供たちを地域で育もう”という意気込みを感じさせられました。

何種類もの木々に囲まれた自然たっぷりの園庭で パネル裏に、ご寄付下さった方々に記名していただき、いよいよ点灯式!s点灯式2.jpg
各関係者の皆様からのご祝辞をいただき、板倉理事長の挨拶の後はお馴染み、腹話術のハタさんとシンちゃんの掛け合い漫才ならぬ環境学習。2P1010186.jpg
そして、クラス毎に工夫を凝らして制作された色とりどりの“行燈”。
“10・9・8・・・1・0!!”の掛け声で一斉に輝いた時は、大きな歓声と拍
手に包まれ、感動の一瞬でした。編集P1010207.jpg
子供たちの“手のひらに太陽を”の大合唱はこの日参加した大人たちにもたくさんの」元気を与えてくれました。

玄関ホールに設置された虹と汽車の絵の可愛い表示板を毎日見てくれる事、また今後の環境学習などを通じて子供たちがどんなことを感じ取ってくれるのかと、とても楽しみです。sP1010228.jpg
最後になりましたが、おひさま発電所の設置にご協力・ご尽力いただきました全ての皆さまに心より感謝申し上げます。sImage00280.jpg
きょうとグリーンファンド副理事長 阿部 ゑり
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