6/26省エネワークショップ@陵ヶ岡保育園

陵ヶ岡保育園で、今年度から新しく始まった環境学習プログラム省エネワークショップを行いました。
園では今年もグリーンカーテンが元気に育っています。
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既にエコ保育園として色々な取り組みをして来て、もう十分かと思われる陵ヶ岡保育園ですが、
もう一度、園内を見渡してみようと言う事で、先生方に省エネワークショップをしていただきました。
テーマは、「電気・ガス」「水」「ゴミ」の三つです。
テーマ毎三つのテーブルにグループに分かれて開始です。
まず、一人一人が、それぞれのテーマに関する園内の設備や事柄を、思いつくままにポストイットに書いてテーブルの上に置かれた模造紙に張り付けていきます。
例えば、「電気・ガス」ならエアコン「水」なら雨水タンク「ゴミ」なら画用紙の切れ端
など色々いっぱい出ました。
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次に、一つ一つについて工夫出来る事を、グループの皆で考え、模造紙に書いて行きます。
そうしながら、次にその中から、明日から自分たちで出来る事具体的に考え、模造紙に書きます。
最後に、各グループから話し合った事の発表です。
一部、紹介しますと
「電気・ガス」グループは、
パソコンは使用していない時はスリープモードにする”
エアコンの設定温度を、夏は28度、冬は22度にする”
照明LEDに変える”(将来的に順次)
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「水」グループは、
雨水タンクを定期的に掃除する”(タンクの水が有効に利用できるように)
雨水タンク置き場所を変える”(あまり利用できていない場所があるから)
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「ゴミ」グループは、
画用紙の切れ端置き場所を決める。”(後で利用する時に便利)
ペン詰め替えのものを使う。”
ティッシュペーパーを箱型にして、さらに半分に切る”(子どもたちが使い易いサイズになるし無駄が減るから)
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と、なかなか具体的有効な意見がでました。

きょうとグリーンファンドの理事の少し専門的な話も交えて、皆さんで意見を出し合いました。
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今回のワークショップで、以下のような感想をいただきました。
「意識が薄れていくので、今日は良い機会になった。」
「自分一人では思いつかないような事も、皆で考えや意見を話し合うことで、どんどんと、いろいろなアイデアが出て見直す事が出来た。」
園でできる事、家でできる事を明日からでもすすんでやっていきたい。」
今までの取り組みは継続し、また自分自身ももちろん、子ども達にもしっかりと伝えエコを心掛けていきたい。」
今日でた意見は決してそのままにせず実行すべきだと感じた。」
ゴミを減らす目線を常に持っていたい。」
みんなで意識を統一してすすめていくことが大切だと気付いた。」
電気に対して無駄な部分は沢山あったが、ガスに対しての無駄が少なく驚いた。」

わいわいがやがやと、皆さん楽しそうに仲良く活発に意見を出し合って、とても充実した1時間半でした。
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5/30妙林苑@京都府立植物園

今日は妙林苑の子どもたちとお家の人とともに京都府立植物園に探検に行きました。
まずはクスノキの葉っぱの匂いを嗅ぎました。
クスノキの葉は千切るとタンスに入れる樟脳と同じ匂いがします。
では本当かどうか実際に嗅いで確かめてみましょう。
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同じ匂いだったかな?

ドングリの木が植えられている場所では、マテバシイのドングリを探しました。
ですが、なかなか見つかりません。
このドングリは先生によると他のドングリよりもおいしいとのことなので、動物たちにすでに食べられてしまったようです。
みんなが探すのに苦戦するなか、ついに女の子がマテバシイのドングリを見つけてくれました!

水琴窟(すいきんくつ)の音を聴いてみよう
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温室前の奇妙なモニュメント(宇宙船?怪物?
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探検中、子供たちは切り株にキノコを発見して喜んだり、ドクダミの葉の臭さに顔を歪めたりといろんな表情を見せてくれました。
IMGP9913s.jpgドクダミ(別名;十薬じゅうやく、薬草ですが臭いが強烈!)

子供たちは最後まで楽しそうに自然と触れ合っていました。

京都精華大学人文学部総合人文学科環境未来コース 4回生
                            須澤 恵
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5/27おおやけこども園 自然観察会@京都御苑

今日はおおやけこども園の子ども達70人と、京都御苑内を共に冒険してきました。
初めは、みんなで四葉のクローバー探しをしました。
スタッフも全力で探していたのに全く見当たらず焦っておりましたが、お見事!園の女の子が見つけてくれました〜!!
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みんな図鑑を持っていて、熱心にシロツメクサについて調べていました。
よく別のものと思われがちですが、クローバーの別名はシロツメクサです。
その後は、松ぼっくり探し。
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綺麗な松ぼっくりもあれば、欠けている松ぼっくりもたくさんあります。
動物たちが松ぼっくりを食べたものが欠けていたり坊主になっていたりします。
子どもたちは「これは食べられてる?」と嬉しそうに聞いていました。
5個まで拾っていいはずがそれ以上に松ぼっくりをゲットしている子も。
他にも綺麗な花を見つけてはお土産の袋に詰めていました。
松ぼっくりがなる木は松の木です。トトロ先生によると、尖っている針葉触って痛いものがクロマツ痛くない柔らかいものがアカマツと見分ける事が出来るそうです。
痛い痛いといいながら木にたくさん触れていました。
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ほかにも桜の木があり、小さな赤いサクランボがなっていました。
トトロ先生おおやけこども園の先生が試しに食べると・・・苦い!顔が歪んで吐き出すほどでした。
食べてみた子もすごい顔をしていました。
最後に子ども達お待ちかねのトトロの森へ行きました。
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メイがくぐっていた自然のトンネルを駆け抜けてトトロのもとへ!
私は大人になってしまったせいか出会えませんでしたが、子ども達は出会えたようで大満足でした。
子ども達は始終興味が尽きない様子で、「アリの巣あった!」「カメいた!」
「カタツムリってこんなにかわいいん!」「こんなに集めた!」と目を輝かせて話してくれました。
カメラマンの私にも綺麗な花や木の実をくれて、みんな優しいいい子で感動してしまいました。
子ども達には、この冒険でたくさん自然を好きになってもらえたかと思います。
私にとっても楽しい一日になりました。また自然観察会に参加したいです。

京都精華大学 人文学部 総合人文学科環境未来コース 4回生
                  西村彩菜
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きょうとグリーンファンドと自動販売機・・・

2年ほど前から自販機のベンダーさんとご縁ができ、自販機の売り上げから数パーセントのご寄付をおひさま基金にいただいています。
この「おひさま自販機」が2台となりました。P1010009s.jpg
環境NPOとしてはあまり認めたくはない自動販売機なのですが、各メーカーのアイテムを混入でき、集約型自販機として「適正台数にしたい」
「今ある自販機は、3分の1位の台数で、十分」
と、商売のことはそっちのけ!?
のベンダーさんの心意気と、おひさま発電所へのご理解は、現実的には大変有難く感じられます。

一見野放図に林立する自販機の台数が減って、おひさま発電所も広がる・・・。

基金への寄付分で電気代もほぼオフセットできるよ、と計算してくれた人がいて、ぐりふぁんとしてはもう少し広がるといいなと思っています。
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3/22「ムササビのすむ法然院の森で自然の恵みやエネルギーを体感しよう!」@法然院

今日は法然院の森できょうとグリーンファンドの自然観察会がありました。

まずは、集合した場所でムササビの巣穴の観察をしました。ムササビは夜行性なので、昼間は巣穴の確認しか出来ませんでしたが、子どもたちはムササビを探して辺りを見回していました。IMGP7643s.jpg

次に道端に落ちているムササビの食痕についての説明を聞きました。ムササビは少し齧って捨ててしまうので、椿の花は花粉だけが食べられていました。IMGP7671s.jpg板倉先生は「ムササビは贅沢ものだ!」と説明すると、参加者の大人の人たちは笑っていました。
スキャンs.jpeg(絵;京都精華大学マンガ学部 馬返順子)

近くにはタラヨウの木もあり、葉の裏に文字が書けることからハガキ(葉書)の由来であることなどを説明すると、子どもたちは喜んで字を書いていました。

裏山のあちこちの若い木々に白い漏斗(ろうと)のような物がぶらさがっており、子供たちは「臭いでみてください!」と久山さんから呼びかけられ,
臭いをかいでいました。
「ワー苦そう!臭い!」とか反応は様々でしたが、
「これは鹿が新芽や若木を食べないように、いやがる臭い(とうがらし等)のものをぶらさげてます!」と説明を聞き、
森の教室の人々が森を守っていることに感心しました。

法然院のお庭にも入ってもっと観察しようとしていましたが、ちょうどお彼岸と重なっていたので、本殿の中までは見られませんでした。

法然院の裏山を見て回った後は、フィールドソサイエティー 法然院森のセンターに入って勉強会をしました。IMGP7680s.jpg
フィールドソサイエティーの久山慶子さんからスライドで法然院の森についての説明を聞きました。
法然院の裏山がムササビをはじめとする多くの生き物すみかになっていることがわかりました。

京都精華大学人文学部環境未来コース4回生 吉田恭輔

※この自然観察会は阪急阪神ホールディングスのご支援により、「阪急阪神ええまちつくり隊2015」の一環として開催しました。
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2/20 イサク事業所 点灯式

2014年春から動き始めた「イサクおひさまプロジェクト」は、紆余曲折があったものの2015年2月20日点灯式を迎えることができました。
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イサク事業所の2階、いつもはそこで働いているメンバーさんをはじめ、京都府や宇治市の関係部署の方々同胞会きょうグリーンファンド両法人の関係者、寄付してくださった方々が集まりました。
それぞれにいただいたご挨拶から、宇治市で初めて、そして就労支援の施設として初めての、このプロジェクトについて、その意味合いが語られ、進めてきた私たちは感慨ひとしお。
DSC_4889.JPG     社会福祉法人同胞会理事長 大賀幸一様
DSC_4902.JPG     認定NPO法人きょうとグリーンファンド 阿部ゑり
DSC_4915.JPG京都府文化環境部環境・エネルギー局地球温暖化対策課 課長 高屋奈尾子様
DSC_4932.JPG宇治市長山本 正様 (代読・市民環境部環境企画課課長 福井康晴様)

何回経験しても、おひさま発電所が完成する時は、それまでの様々な苦労が消え去る瞬間でもあります。

その後のミニ講座では、京都府地球温暖化防止活動推進センターの木原さんが、温暖化する地球やその対策、おひさま発電所の意義などを大変コンパクトに、過不足なくお話いただき、改めて私たちも勉強になりました。DSC_4952s.jpg
わけても、地球が未来に向かってどんどん熱くなっていく動画には、人間として責任を痛感しました。

メンバーさんが皆で手作りしたぼんぼり4個は、それぞれ複雑に色が混ざった美しいもの。DSC_4969s.jpg点灯の瞬間は意外にあっさりとしたものでしたが、きっと暗いところではふんわりとした色合いで、さらにきれいに見えるはず、見てみたいと思いました。

「私たちは限りある資源を有効に使います」DSC_4981s.jpg
「ごみの分別を徹底します」DSC_4987s.jpg
「電気をこまめに消します」DSC_4990s.jpg
と一生懸命宣言してくれた3人のメンバーさんたち。

このエコ宣言を聞いたとき、このイサク事業所におひさま発電所が設置できて本当によかった、
地域の一員として、さまざまな形で発信をしてくれるはず、
私たちもお手伝いを続けていきたい、と思いました。。DSC_5006s.jpg
おひさま発電所 > イサク事業所 | comments (0) | trackbacks (0)

エコすごろくが出来ました!!!

あけぼの保育園の先生方に、作画をお願いしていたエコすごろくが、出来上がってきました。

これは、7月31日にあけぼの保育園で実施したエコすごろくづくりのワークショップで出来上がった4枚のすごろくを元に、内容を検討し、1枚にまとめたものです。

子どもたちも参加してつくりました、となかなかの出来栄えで、楽しめそうです。
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ワークショップではまず、子どもの日常生活でできる

「エコなこと」
「ついついやってしまうエコじゃないこと」

を挙げていきます。

エネルギーや水の使い方、ごみ減らし、資源の循環…、日常生活にかかわるテーマはいろいろ、そしてそれぞれ絡まっています。

それを、家庭や園でのいろいろな場面をイメージしながら、切り取っていきます。

その作業自体、自分自身の環境への意識を振り返る作業にもなります。

エコって、何をすることなんだろうと改めて自分に問うている人から、今更言うまでもないと自然体で取り組んでいる人などさまざま。
同じグループでの作業から、同じ園での保育者として、子どもたちに伝える立場からいろいろな課題が見えてくるようです。

出来たすごろくの活用はもとより、私たちはこのつくる過程がワークショップのねらいと考えています。

一人でも多くエコな先生が増えて、エコな子どもたちが育っていけば、と思います。

きょうとグリーンファンド 大西 
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11/18 環境腹話術@大宮保育園 

今年も大宮保育園ハタさんとシンちゃんがやってきました。
恒例の腹話術を使った人気のプログラムです。

初めに、穴の中で寝ていたかえるのケロちゃんが、目覚めてうたいます。s141118_102853.jpg
カエルのうたのメロディーで、

地球のうたが聞こえてくるよ、暑い、暑い、暑い、暑い・・・

子どもたちは、お馴染みのメロディーをケロちゃんが歌うので、もうそれだけで大騒ぎ。歌の意味が通じたかどうか、ちょっと疑問。

そのあと登場したシンちゃんは、先生たちにも容赦なく突っ込みます。s141118_103219.jpg
「○○ぐみの先生がやっているエコなことはなんですか?」

先生たちは突然の質問にややたじろぎ気味でしたが、

雨水タンクのお水を使って、お花の水やりや泥んこの手を洗ってます」とか、

「部屋を出るときには電気を消します」

「バザーやお祭りのときには、ごみが出ないようにしています」などなど・・・。

子どもたちも、「お祭りのとき、ごみないよー」と言ってました。

2006年1月点灯式をした保育園なので、この時におられた先生は今お一人だけ、とお聞きしました。園長先生も今年度から代わられましたが、あの時に子どもたちがつくった環境のための「お約束」は立派に引き継がれていることを実感し、うれしい気持ちで園を後にしました。

きょうとグリーンファンド 大西
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11/12 大宮保育園自然観察会 @深泥池

11月12日今日は大宮保育園の子供たちと深泥池の探検に行きました。

朝から子供たちはとても元気で、トトロ先生の取り合いをしていました。

深泥池に行くまでに、上賀茂神社を通り、五葉松の説明を聞きました。IMGP5446.JPG

「松の葉っぱが五つに分かれているので、五葉松(ゴヨウマツ)って言うんやでー」とトトロ先生が言うと子供たちも熱心に五本松の松葉を拾って、「ほんまや〜五つある〜」と子供たち。
松葉を五本拾って「五本あるし五本松やー」と言って勘違いをしている子供もいました。

上賀茂神社をでて、トトロ先生が大きなクスノキを指差して、

「あれがトトロの木ですよー」
と言うと、子供たちは、
「今日はトトロに会えますように」
とお願いをしていました。

深泥池に到着し、探検スタート!!!

深泥池に落ちそうになりながらもどんどん山道を進んで行く子供たち!!IMGP5479.JPG

蛾の繭キノコを見つけて、
トトロ先生に

「これ何ー?」

と質問が殺到し、答えるトトロ先生は大忙しでした。

さらに山道を進み、丁度半分ぐらいのところでお昼ごはんを食べました。みんないろいろなキャラクターのお弁当で、とても美味しそう…
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お昼が終わり、更に進んでいると、トトロ先生がガマの穂を発見!!

初めて見て、触った子供たちは口々に「フランクフルトみたい!!」や「めっちゃふわふわや!!」ととても嬉しそうでした。

最後に、近くの公園で子供たちは楽しく遊んで、帰路につきました。

すると今度はトトロ先生がアリ地獄を発見!!IMGP5458.JPG

助手のスタッフがすかさず捕獲。
みんな順番に見て、「アリ地獄ってこんなんなんや!!」と大興奮でした。

帰り道まで、ドキドキわくわくの絶えない最高の探検になりました。

この遠足では、子供たちに気づかされたこともたくさんあり、私にとっても一生の思い出になる楽しい自然観察会でした。

最後はみんな、大好きなトトロ先生との別れを惜しみながらも、お土産のドングリを自慢しあって帰っていきました。
また機会があれば、みんなと自然観察会をしたいと思います。

今日は本当に楽しい思い出をありがとう。

京都精華大学人 文学部 3回生 川口裕大
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11/7妙林苑自然観察会@京都大学上賀茂演習林

今日は演習林にて妙林苑の年長・中組さんと自然観察会でした。IMGP5206.JPG

板倉先生の説明を熱心に聞きながら、どんぐり葉っぱを拾っては
「せんせー、これなにー」と板倉先生の服をひっきりなしにひっぱる姿は微笑ましかったです。IMGP5260.JPG
IMGP5231.JPG(写真はメタセコイアの木と恐竜の絵です)

イノシシシカの歩いたあとや糞を見て、身近に動物がいることに驚いたのか、

「イノシシどこー?」と大興奮でした。

ちなみに、私はインターンシップでイノシシをさばいたのでその話をすると
「イノシシやっつけてー」と少し人気者になりました。

歩き回ったあと、みんなでご飯を食べました。

そのあと、助手の吉田くんに持ち上げてもらうのがどうやら楽しいようで、彼の前に
は長い列ができました。(後日、筋肉痛になったようです)IMGP5270.JPG

ビニール袋ぱんぱんにみんな楽しそうに帰って行きました。

京都精華大学人文学部 3回生 高松 慧
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