3/22「ムササビのすむ法然院の森で自然の恵みやエネルギーを体感しよう!」@法然院

今日は法然院の森できょうとグリーンファンドの自然観察会がありました。

まずは、集合した場所でムササビの巣穴の観察をしました。ムササビは夜行性なので、昼間は巣穴の確認しか出来ませんでしたが、子どもたちはムササビを探して辺りを見回していました。IMGP7643s.jpg

次に道端に落ちているムササビの食痕についての説明を聞きました。ムササビは少し齧って捨ててしまうので、椿の花は花粉だけが食べられていました。IMGP7671s.jpg板倉先生は「ムササビは贅沢ものだ!」と説明すると、参加者の大人の人たちは笑っていました。
スキャンs.jpeg(絵;京都精華大学マンガ学部 馬返順子)

近くにはタラヨウの木もあり、葉の裏に文字が書けることからハガキ(葉書)の由来であることなどを説明すると、子どもたちは喜んで字を書いていました。

裏山のあちこちの若い木々に白い漏斗(ろうと)のような物がぶらさがっており、子供たちは「臭いでみてください!」と久山さんから呼びかけられ,
臭いをかいでいました。
「ワー苦そう!臭い!」とか反応は様々でしたが、
「これは鹿が新芽や若木を食べないように、いやがる臭い(とうがらし等)のものをぶらさげてます!」と説明を聞き、
森の教室の人々が森を守っていることに感心しました。

法然院のお庭にも入ってもっと観察しようとしていましたが、ちょうどお彼岸と重なっていたので、本殿の中までは見られませんでした。

法然院の裏山を見て回った後は、フィールドソサイエティー 法然院森のセンターに入って勉強会をしました。IMGP7680s.jpg
フィールドソサイエティーの久山慶子さんからスライドで法然院の森についての説明を聞きました。
法然院の裏山がムササビをはじめとする多くの生き物すみかになっていることがわかりました。

京都精華大学人文学部環境未来コース4回生 吉田恭輔

※この自然観察会は阪急阪神ホールディングスのご支援により、「阪急阪神ええまちつくり隊2015」の一環として開催しました。
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エコすごろくが出来ました!!!

あけぼの保育園の先生方に、作画をお願いしていたエコすごろくが、出来上がってきました。

これは、7月31日にあけぼの保育園で実施したエコすごろくづくりのワークショップで出来上がった4枚のすごろくを元に、内容を検討し、1枚にまとめたものです。

子どもたちも参加してつくりました、となかなかの出来栄えで、楽しめそうです。
すごろくあけぼのs.jpg

ワークショップではまず、子どもの日常生活でできる

「エコなこと」
「ついついやってしまうエコじゃないこと」

を挙げていきます。

エネルギーや水の使い方、ごみ減らし、資源の循環…、日常生活にかかわるテーマはいろいろ、そしてそれぞれ絡まっています。

それを、家庭や園でのいろいろな場面をイメージしながら、切り取っていきます。

その作業自体、自分自身の環境への意識を振り返る作業にもなります。

エコって、何をすることなんだろうと改めて自分に問うている人から、今更言うまでもないと自然体で取り組んでいる人などさまざま。
同じグループでの作業から、同じ園での保育者として、子どもたちに伝える立場からいろいろな課題が見えてくるようです。

出来たすごろくの活用はもとより、私たちはこのつくる過程がワークショップのねらいと考えています。

一人でも多くエコな先生が増えて、エコな子どもたちが育っていけば、と思います。

きょうとグリーンファンド 大西 
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11/18 環境腹話術@大宮保育園 

今年も大宮保育園ハタさんとシンちゃんがやってきました。
恒例の腹話術を使った人気のプログラムです。

初めに、穴の中で寝ていたかえるのケロちゃんが、目覚めてうたいます。s141118_102853.jpg
カエルのうたのメロディーで、

地球のうたが聞こえてくるよ、暑い、暑い、暑い、暑い・・・

子どもたちは、お馴染みのメロディーをケロちゃんが歌うので、もうそれだけで大騒ぎ。歌の意味が通じたかどうか、ちょっと疑問。

そのあと登場したシンちゃんは、先生たちにも容赦なく突っ込みます。s141118_103219.jpg
「○○ぐみの先生がやっているエコなことはなんですか?」

先生たちは突然の質問にややたじろぎ気味でしたが、

雨水タンクのお水を使って、お花の水やりや泥んこの手を洗ってます」とか、

「部屋を出るときには電気を消します」

「バザーやお祭りのときには、ごみが出ないようにしています」などなど・・・。

子どもたちも、「お祭りのとき、ごみないよー」と言ってました。

2006年1月点灯式をした保育園なので、この時におられた先生は今お一人だけ、とお聞きしました。園長先生も今年度から代わられましたが、あの時に子どもたちがつくった環境のための「お約束」は立派に引き継がれていることを実感し、うれしい気持ちで園を後にしました。

きょうとグリーンファンド 大西
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11/12 大宮保育園自然観察会 @深泥池

11月12日今日は大宮保育園の子供たちと深泥池の探検に行きました。

朝から子供たちはとても元気で、トトロ先生の取り合いをしていました。

深泥池に行くまでに、上賀茂神社を通り、五葉松の説明を聞きました。IMGP5446.JPG

「松の葉っぱが五つに分かれているので、五葉松(ゴヨウマツ)って言うんやでー」とトトロ先生が言うと子供たちも熱心に五本松の松葉を拾って、「ほんまや〜五つある〜」と子供たち。
松葉を五本拾って「五本あるし五本松やー」と言って勘違いをしている子供もいました。

上賀茂神社をでて、トトロ先生が大きなクスノキを指差して、

「あれがトトロの木ですよー」
と言うと、子供たちは、
「今日はトトロに会えますように」
とお願いをしていました。

深泥池に到着し、探検スタート!!!

深泥池に落ちそうになりながらもどんどん山道を進んで行く子供たち!!IMGP5479.JPG

蛾の繭キノコを見つけて、
トトロ先生に

「これ何ー?」

と質問が殺到し、答えるトトロ先生は大忙しでした。

さらに山道を進み、丁度半分ぐらいのところでお昼ごはんを食べました。みんないろいろなキャラクターのお弁当で、とても美味しそう…
IMGP5475.JPG
お昼が終わり、更に進んでいると、トトロ先生がガマの穂を発見!!

初めて見て、触った子供たちは口々に「フランクフルトみたい!!」や「めっちゃふわふわや!!」ととても嬉しそうでした。

最後に、近くの公園で子供たちは楽しく遊んで、帰路につきました。

すると今度はトトロ先生がアリ地獄を発見!!IMGP5458.JPG

助手のスタッフがすかさず捕獲。
みんな順番に見て、「アリ地獄ってこんなんなんや!!」と大興奮でした。

帰り道まで、ドキドキわくわくの絶えない最高の探検になりました。

この遠足では、子供たちに気づかされたこともたくさんあり、私にとっても一生の思い出になる楽しい自然観察会でした。

最後はみんな、大好きなトトロ先生との別れを惜しみながらも、お土産のドングリを自慢しあって帰っていきました。
また機会があれば、みんなと自然観察会をしたいと思います。

今日は本当に楽しい思い出をありがとう。

京都精華大学人 文学部 3回生 川口裕大
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11/7妙林苑自然観察会@京都大学上賀茂演習林

今日は演習林にて妙林苑の年長・中組さんと自然観察会でした。IMGP5206.JPG

板倉先生の説明を熱心に聞きながら、どんぐり葉っぱを拾っては
「せんせー、これなにー」と板倉先生の服をひっきりなしにひっぱる姿は微笑ましかったです。IMGP5260.JPG
IMGP5231.JPG(写真はメタセコイアの木と恐竜の絵です)

イノシシシカの歩いたあとや糞を見て、身近に動物がいることに驚いたのか、

「イノシシどこー?」と大興奮でした。

ちなみに、私はインターンシップでイノシシをさばいたのでその話をすると
「イノシシやっつけてー」と少し人気者になりました。

歩き回ったあと、みんなでご飯を食べました。

そのあと、助手の吉田くんに持ち上げてもらうのがどうやら楽しいようで、彼の前に
は長い列ができました。(後日、筋肉痛になったようです)IMGP5270.JPG

ビニール袋ぱんぱんにみんな楽しそうに帰って行きました。

京都精華大学人文学部 3回生 高松 慧
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11/4 環境腹話術@かがやき保育園

かがやき保育園環境腹話術は、ハタさんカエルのケロちゃんのお話から始まりました。

ケロちゃんは、冬になれば冬眠するので、土の中で地球の声が聞こえます。

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温暖化が進んで、「あつい!あつい!!」と言っているようです。

どうやら人間が、木を切って街を作り、たくさんの車が走らせ、たくさんの電気を使い、ごみもたくさん出して燃やし…と原因を作っているらしい…。

そこで、シンちゃんが登場して、みんなと一緒にどうしたらいいかを考えます。

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園の先生の知恵も借りようと、先生のしておられる事を教えてもらいます。

「買い物の時は、エコバックを持っていきます!」

「人のいない部屋の電気は、消します!」

「お風呂の残り湯を次の日の洗濯に使います!」

…色々なアイデアが出てきました、さすが先生!

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水も大切にしなくてはね!
綺麗な水にするには、いっぱい電気を使うのだから…

かがやき保育園では、太陽光パネルがあるので、とっても地球にやさしい電気を使っているんですよね。

地球さんがお熱で、しんどくならないように、みんなも出来ることやろうね!

きょうとグリーンファンド 深川
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10/27 自然幼稚園 自然観察会@京都御苑

今日は自然幼稚園の子供たちと京都御苑を探検。

はじめにトトロ先生がみんなに教えたのは、リスやネズミがかじった松ぼっくり

「みんなも探してみてね。」の後はみんなみーんな松ぼっくりを一生懸命拾います。
あっちからもこっちからも「ねぇこれリスさんがかじったやつ?」「ネズミさんのやつ?」
と先生やスタッフは大忙し!

みんなビニール袋いっぱいに松ぼっくりを拾ってました。ちょっとはリスさんネズミさんに残してあげてね……。

他にも変わった形のキノコや柿を食べに来たカラスの観察、大きな松の木についたいっぱいのセミの抜け殻などなど、次々に発見していきます。

たくさん発見した後は、『となりのトトロ』に出てきたような木のトンネルをくぐって、トトロに会いに行きました。
DCIM0040.jpg出口にいたトトロにみんな挨拶をして、トンネルは終わりIMGP4625.JPG
トンネルをくぐった先には大きなイチョウの木がありました。

「何人でイチョウの木を囲めるかなぁ。」とみんなで手を繋いで囲んでみます。

大きいねぇ・・・スキャン2.jpg(絵;京都精華大学マンガ学部 4回生 馬返順子)
 
お弁当を食べた後は、ネイチャーゲームのカモフラージュ
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みんないくつ見つけられたかな?今回はちょっと難しかったみたい。
答え合わせでみんな大興奮帰りはみんなお土産の松ぼっくりと思い出をいっぱい抱えて帰っていきました。

京都精華大学人文学部 4回生 竹元冴矢
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10/24 つくし保育園自然観察会@牛尾山

いいお天気の中、この日はつくし保育園の年長組の子どもたちと牛尾山に行きました。

山に向かう道中では、子どもたちがどんぐりを集めたり、ひっつき虫をくっつけ合ったり…猫じゃらしたんぽぽの綿毛を見つけ、みんな思い思いに自然に触れており、既に楽しい雰囲気!

途中で、さきっちょがおちょぼ口で赤くなったクチベニタケというキノコをみつけて指でつまんで先から胞子を飛ばしました。IMGP4235.JPG
牛尾山に辿り着くと、二つの木の根元に動物園でもらってきたゾウさんのとても大きいうんちを置きました。袋から取り出すと、さっきは「臭くなーい!」とはしゃいでいた子どもたちもあまりの臭さに「キャーー!」と逃げていました。
しかしこれで、あのミドリセンチコガネムシが寄って来るというのですが…

果たして…!?!?

数十分後、みんなで木の根元に戻ると…
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いました!!!ピカピカに光るミドリセンチコガネムシが!!!!DSCN1085.JPG

これには子どもたちだけではなく、先生もびっくり!「こんなに早く来るとは思ってなかった」なんて言いながら、子どもたちに見せる先生。子どもたちと見ることができて嬉しかったです。

帰り道も各々、今日見たいろんなモノのお話をして、終始子どもたちは楽しそうでした。

京都精華大学人文学部 3回生 吾妻早矢可
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8/30 エコ夏まつり 10周年 @陵ヶ岡保育園

朝から、いいお天気になり、お祭り日和!
昨年は、台風の影響で中止になったので、園の先生方も、ホッとなさったことでしょう。

陵ヶ岡保育園は、「おひさま発電所」として、太陽光発電パネルを設置して今年で10年!
普段から、環境のことを考えて、保育にも取り入れておられます。 IMG_0708.JPG
お祭りでは、必ずエコのブースが設けられます。今年は、先生方が作られたエコすごろく温暖化のしくみのパネルも展示され、涼しげな風鈴も飾られています。        
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省エネ相談とは、まず簡単な質問に答えてもらい、省エネがどれくらい出来ているか診断します。その診断結果をもとに、省エネのアドバイスなどをします。

主な対象は、卒園生の小学生、字が読めない園児は親ごさんと一緒にしてもらいます。さすが、いらない電気は(照明)消す!というお子さんが多かったです。
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園児たちには、小さなソーラーパネルに繋いだミッキーマウスのおもちゃが人気で、「これは、乾電池で動いているのでなく、おひさまの光で作った電気で動いているのよ!」と言うと横にいるお母さんやお父さんが「お、お〜、そうなんですか!」と感心されます。
そして、手回し発電機を使って、豆球を点けたり、バク転するワンちゃんを動かしたりしました。
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お祭りでは、かき氷、焼きトウモロコシ、焼きそば、ウインナー…等、先生や保護者の人や地域の人たちによる食べ物の模擬店もありましたが、ごみが出ないよう、お家からおはしや器を持ってきたり、リユース食器を使ったりと工夫されていました。

舞台では、恒例となっている、エコレンジャーによるアトラクションで「水や電気の無駄遣いをやめる」「ごみを出さない」など子どもたちに呼びかけていました。
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こうして、陵ヶ岡保育園では、にぎやかで楽しかった、エコな夏まつりを思い出に、エコな子どもたちが、たくさん育っていくことでしょう。
わたしたち大人は、今出来ることを精一杯やっていかなくては…と思った1日でした。

(きょうとグリーンファンド 深川)
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8/21おひさま発電所合同研修会「エコすごろくを作ろう!」@自然幼稚園

自然幼稚園での環境すごろく作りは、日本に訪れていたグリーンコリアの方々と日韓交流ワークショップになりました。IMG_1393.JPG

韓国2グループ、日本2グループに分かれて地球環境保護のために日頃行っているプラス面とマイナス面を考えて、模造紙にすごろくを作成します。IMG_1339.JPGIMG_1355.JPG
何しろ時間が短いので、発表できるものになるかヒヤヒヤしていましたが、私たちのグループは、京大大学院生の本間さんがリーダー
シップをとってくれたおかげで、”主婦向け”エコすごろくの完成!!IMG_1388.JPG

日本ならではのおふろは家族で一緒に入るまたは続けて入るとエコ、それにおふろの残り湯を洗濯に利用するなんていうのも入れ込みました。

韓国でも水の無駄使いや電気の無駄使いをしない工夫など日本と同じような取り組みをしているのがわかりました。
・エアコンの代わりに扇風機でがまんする。
・使わない電化製品のコンセントは抜く。   
などなど・・・

ちょっとびくりしたのは、炊飯器の保温を24時間している人が多いってこと
(~_~;)IMG_1382.JPGIMG_1373.JPG

お互い国が動いて、ドイツみたいに夜のネオンギラギラを抑える取り組みができるといいねの意見に、みなさん首の縦ふり(そうだそうだ・・・)

先進国のより多くの人たちが今の地球の現状に関心を持ってくれるように働きかけていきましょう。

子どもたちには、あたりまえにできる身近な省エネがたくさんあることをこれからも伝えていきたいです。
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腹話術師  ハタさん
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